![](https://pre-world.elpn.net/willcom_pc/images/emoji/F8E4.gif) 前編『100万回生きたねこ』 日時:2010/03/03 20:50:03
写真…いえ・。・
ワタクシ、また学会に行ってきました。
USJを目指したのではなく…目的は学会なんです-.-えぇ。
…初めてのUSJ(←でもUSJ話を続ける)でしたが…
もともと、ジェットコースターをこよなく愛する母子なので、
…やみつきになりそうでした-.-♪
これまで…コドモの身長制限で我慢していた関東のコースターも、
今回の計測で、最早バッチリなことが判明し-.-
アルファ波大放出(ワタクシの場合ですが-.-;)のために、
今週も、どこかで乗ろうと思います・。・
…ちなみに…
隣に乗ったカップルの男性の悲鳴が、今でも耳に残っているのですが・。・
気分が落ち込んだときや、抑うつ状態に陥ったときは…
その彼の悲鳴をオカズにして、笑い立ち上がってます^^♪
“女性”“男性”という単純でステレオタイプな分け方をする気は
ありませんが…
やっぱり男性の方が、こういうの弱いのかな・。・;(←分けてる)
…と、たった一例で、【一般化】してしまいたくなりそうなくらい、
強烈な印象の彼でした…(゜-゜)
「う゛あ゛〜!!( ̄□ ̄)!!( ̄□ ̄)!あ゛〜!!
あ゛あ゛〜Σ( ̄□ ̄)!!!!」
…と、まさに“断末魔”とはこのこと-.-;と言いたくなるような…。
コースターが動いている間、終始叫び続けていた彼の悲鳴が、
あまりにおかしくて、ワタクシの笑い涙を誘い…
私達母子は、コースターの途中、何度か顔を見合わせ、
彼の悲鳴のおかげで、お腹が破れそうなほど笑わされ…
強烈な重力に、抑えられたり・解放されたりの連続の中、
ワタクシの頬を、スピード感に溢れた大粒の涙が斜めに横切り…
それを見たコドモがまた爆笑(;◇;)し。
赤の他人の行動で、相手を気にせずここまで大っぴら且つ直接的に
大爆笑できたことが、かつてあっただろうか…と-.-;
そんなお隣の彼は、同乗していた女性に一言…
「笑!いやー!すごかった〜!でも気持ちいいよね^^〜!」
…-.-;
あの悲鳴は、そんな一言で済むような代物じゃなかったと思うが。
呑気でカワイイ中年男性の彼でした。お二方、お幸せに・。・♪
***** ところで。
学部時代から入会を許して頂き、
一番若い会員として所属してきた・・・人間主義心理学会。
この学会は、人間性心理学会のウラ(…オモテか?)のような、
小規模学会で・。・
逆に、普通ならそう簡単には直接お話をさせて頂く
きっかけを得られないような、
高名な先生方ばかりで構成されていて・。・;
学会の趣旨により、利潤のために多くの会員を募ることを避け、
本当に“人間性心理学”を理解し、その立場にある研究者だけ、
入会を許す形になっていて・。・
内外の紹介者がなくては、入会の入り口に立てず。
この学会への参加が認められたとき…
まるで夢を見ているかのようだった覚えがあります(・∀・)
…で、その学会ならではの、今回の企画。
話題提供は、某大学名誉教授のO○和先生(・。・
絵本の『100万回生きたねこ』を題材に、
『私たちは「のらねこ」たりうるか?』という討論が催され・。・;
現代において、この絵本をここまで掘り下げる場が、
他のどこにあるだろーか…
というほど、深い響宴が繰り広げられ…(゜-゜)
ワタクシ小さい頃に、この絵本を読んだとき…
“やたらひねくれた猫のハナシ(-_-)?”
と静かに閉じた記憶もありますが。
しかし(・_・)
この猫が、100万回生き返ることを、
“バイタリティがある”と解釈した学生がいたそうな・。・;
“バイタリティ”な、ワケなくて-.-;
この猫は、どこの飼い猫でいる時も、
自分のことも相手のことも好きではないと言ってるのだから…
バイタリティは、もっと自らを好きになれて、
生き生きしている状態であってこそのモノ-.-;
つまりはその学生が、バイタリティの意味を誤解しているか、
または、自我の確立に至れていないため、
本当に自分が越えるべきものと、そうでないものにおける、
真実的な区別を、未だ知らないか…・。・;
また、先生の着目点の中から、
「自己確立における二面性の統合」
・独自の個として生きる主体。
・他者との関係性に生きる主体。
これらは、一見相反するように思えるけど、
それが不分離になった時こそ、
初めて、本当の“ノラ”(自我確立と自由)になれるのではないかとのこと。
例えに挙がったこととして…
皆さまの記憶に新しいことかも…ですが-.-
この学会メンバー教授が所属の大学(あ、ワタクシも非常勤-.-;)から、
過日の冬季オリンピック選手として向かわれたものの、
別な側面で物議を醸した学生さんがいて-.-;
彼(ら)については、
“個性をアピールしたかった”という解釈(本人の意見?)も
あったようですが…、
これまた名高い名誉教授の先生曰く…
「実際は、あの格好が“個性”でも何でもない。
その学生“独自のもの”でもなく、
単に“同世代“若しくは“その学生の仲間”や、
“自分が所属する周りの皆がやっている・流行っているスタイル”を、
場所を変えて、そのままエゴイスティックに出しただけだ-.-。
本当の意味でのTPOというものへの理解が、
失われつつある警告でもある出来事。
いずれにしても、“本当の個性の表現”というものの性質とは、
全く異なる行動だ。」と。
まさしく-.-です。
“その言葉”の真髄を、
後世に伝えていかなくてはならないのも、
ワタクシたちの役割なのだろうと…
襟を正す思いで拝聴し。
→後編に続く(゜-゜)
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