HSP ( Highly Sensitive Person…とても敏感な人 )
という言葉を、
きいたことがありますか?
それは、病気や障害ではなく精神医学上の概念ではなく、
心理学者のエレイン・アーロン博士が提唱した、
心理学上の概念です。
HSPは、一般的な人々よりも
精密な中枢神経系ともつとされ、
生まれつきの性質として、
五感が発達していて、
良い刺激にも悪い刺激にも強く反応を示す、
感受性が強い人々
のことを指します。
繊細力に優れたHSPであるがゆえに、
傷つきやすく、
心にストレスを抱えやすく、
日常生活に“生きづらさ”を
持ちやすいことも否めません。
しかしながら、
良好な環境下にあれば、
高い能力を発揮できるのが、
HSPの人々でもあります。
【下記、当てはまることがありますか?】
非常に内省的なところがある。
我慢が“当たり前”になっている。
においや音に敏感である。
他人の顔色や気分をうかがってしまう。
過剰に感情移入しやすい。
相手や周りに合わせてしまい自由に行動できなくなる。
痛みに敏感である。
他人の痛みが、自分の奥深くへ入り込むように感じる。
直観が鋭く、いわゆるスピリチュアルな体験が多い。
アイディアがわきやすい。
自分に対する要求が高いと思う。
周りに自分の悩みを見せないようにする。
人を楽しませようと気を遣う。
失敗してはならない、という思いが強い。
人から、繊細すぎるといわれる。
罪悪感や羞恥心を感じやすい。
恐れをもちやすく、憂鬱な気分になりやすい。
怒りをうまく出すことができない。
人の言っていることが、自分だけ即座に理解できないことがある。
“?すべき”にとらわれている。
想像していなかったことが起きるとイライラしたり混乱しやすい。
危険を察知するのが早い。
失敗の予測を立てて、対応策を考えることに時間をとられている。
新たな可能性に気づくのが得意である。
間違っていることを指摘されると気が動転したり混乱する。
多くの皆が笑っている意味が分からないことがある。
ほかの人には些細なことでも、痛烈に感じやすいところがある。
他人と数時間ずっと一緒に過ごすと疲れてしまう。。
人の言葉に傷つきやすい。
緊迫した空気感があると逃げ出したくなる。
怒っている人を見ると、強いストレスを感じる。
芸術作品などを観て感極まることがある。
刺激や人がたくさんいる場所に行くのが苦痛である。
テレビや映画などで受けた影響を何日もひきずってしまう。
動物や植物の状態を感じるのが得意である。
新しい環境に慣れるまで、人並よりも時間がかかる。
“人にどう思われているか”に気を取られて自分を表現できなくなる。
常にアンテナを張っていて、周囲の気持ちを察している。
すぐに驚く。
勘が鋭い方である。
感情を表に出すことは、自分にとって危険なことだと思う。
即座に動くより、よく考えてから行動する。
大きな音、鋭い光などをとても不快に思うことがある。
空腹や、寒さを感じたりすると、そのことが頭から離れなくなる。
人を裏切ることは性分的にできない。
美味しいものを堪能することが、おそらく人並より格別に好きである。
自分の体の感覚や、体感の変化にとらわれやすい。
「HSP」については勿論、
「自分自身の特性」を知ることが、
その特性を活かすために
とても重要になります。
勿論それは、
全ての人とっても、
とても重要なことで、
心という領域は、
意識では、約30%程度の自分のことしか把握できておらず、
残りの約70%ものエネルギーが、
様々な“可能性”を咲かせずにいる状態ともいえます
時に、自分の欠点や弱点を認める作業も
次へのステップには重要なのですが、
時に、“自己愛”が邪魔をして、
なかなかそれができにいこともあります。
“繊細な感性”は、本当はとても大事なもので、
それによって、損を被っていたり、
哀しみや辛い思いをしていたら、
それはあまりに、もったいないことでもあり。
“自分の強み”として、
HSPの特性と、自分自身の特性の双方を理解して、
自分に合った形で、
その繊細な感性を上手く取り込み、
全てプラスに活かして行きましょう。
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