創造性研究の第一人者である恩田彰先生を初めとする創造性に関する研究の歴史は長く、それはおそらく現代において一般的に知られるレベルよりも、かなり広範且つ深く探求されています。
昨今、能力を高めるための“トレーニングブーム”と呼ばれる流れなどもありますが、人間は極めて複雑に構成されています。 もしも機械的構造としての理解や開発に偏ってしまうと、せっかくの能力も実際に“発揮する場”において活かされず、結局は“確固たる結果”も得られないでしょう。
また、能力性にとらわれ過ぎてしまい、その他の要素を見落としてしまうことも危険で、人間性全体のバランスに意識を配りながら、高めていかなくてはならない難しさが様々あるように思われます。
本来は、全ての人間にPsi(サイ)能力が存在すると考えられています。
けれども、それを認めたがらない部分も人間性の本質として内在し、その能力自体を封じ込め否定してしまう側面があるともされます。
そのことは、見えないものを見ようとすることで生じる、不安感などのネガティブな感情の存在を示すことでもあるように思われます。 また、能力的な“上昇”や“広がり”を阻もうとするような不安感そのものを“越えて行く人”と、抑制し飲み込まれて“留まる人”との違いも顕在してくることでしょう。
もともと人間は、生死に対する漠然とした不安に始まり、常に不安感が根底に在る生物とされます。 無意識的に“見たくない”“知りたくない”ものを選別して、受け止めきれないほどの感受性を揺るがすような不安を防衛する面があるのでしょう。
それを越えていくには、個としての己、さらに人間としての己を知る勇気を携え、病理的な部分も含めて、多角度的に自らの能力を眺めることが必要で、そのこと自体が不安感情の払拭にもつながり得ると考えられます。 人間へのトータル的な理解や、心を含めた人間性の健康と不健康を考えることの重要性を再認しています。
(⇒ http://www.kisc.meiji.ac.jp/%7Emetapsi/jspp/ )
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