心理・メンタル療法の「ユリア心理オフィス」

親として修業

日時：2015/07/05 17:10:11

今、街中で-.-。

死ぬほど泣き喚いている幼児がいて。

人間、これほどまでに泣いて喚くことがあるだろうかという、
獣のような雄叫びに代わるほど叫び泣き、
“いやだ”、“ちゃんとやるから”的なことを言い、
母親にすがっている…。
街中の人々の注目を集めておりますが。

昭和の頃なら、よく有る光景…と済まされてしまった恐れがありますが(ーー)とんでもない！

子供が激しく泣き叫び謝り、親に許しを乞わせるほどの“コントロール”をかけている状況は、
既に心理的虐待の範疇なわけでして-.-；

そんな光景を見聞きしていると…例の如く、発達心理学者のフライバーグが名付けた、
何ともいやーな「赤ちゃん部屋のお化け」の現象が胸の中にうずくワケです-.-；

“このまま行くと、傷つけ過ぎて、この子がひどい人格障害に至ってしまうか、
精神の病が生まれちゃいますよ・。・？”
…と言いたいのを、とことん、こらえるワケです。

何故なら、家系伝達…。
それは親側がもう、まさに“ソレ（“ひどい人格障害か精神の病”の状態）”になってしまっているわけだから、
そう話は容易くない。
道端で諭すなんて、きっとナンセンスなぐらいで-.-；
そもそも親がノーマルだったら、上記のような親子の光景に至らず(ーー)

身体的年齢だけ大きくなって、経済力を持った男と女がくっついて、ただ子供を産んだら、
そのまま親という人格に移行するわけではなく(ーー)…

全ての“親”と呼ばれる人々が、本気で自分と向き合い、
自分の傷もきちんと治して、精神的な器が大きく安定して、真実的に“親”というものになれるよう…
より多くの人目指して行ける世の中になると良いですね・。・

～　今日の写真。
ゴードン著、そのまんま『親業』なのである( ´ ▽ ` )～

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